サッカーCL ドイツ対イタリア代表 決勝
海外サッカーのプロリーグは日本よりも随分歴史が古く、イタリアのセリエAの創立が1898年で明治時代にあたります。一方ドイツのブンデスリーガは意外に新しく1963年で戦後になります。ただし、いずれのリーグも世界的に有名なチームや選手を輩出していることは共通しています。その証拠に、ヨーロッパの各リーグ成績上位チームで対戦する欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝で、セリエAとブンデスリーガの代表クラブが3度激突しています。
対戦成績はブンデスリーガの2勝1敗。それぞれのリーグが別々に決勝へ進出した回数を数え上げればもっと多く、セリエAのクラブは20回を超え、ブンデスリーガのクラブは15回を超えています。また自国同士の決勝対決をどちらも経験しています。それだけにサッカーへの国民の思い入れは強く、良いプレーをしたときはこれ以上ない賛辞を送り、悪いプレーをすれば期待への裏返しでしょうか、厳しい批判をします。
このサポーターのサッカーを見る目こそが強いチームを作るのでしょう。いずれのリーグにおいても日本人選手が活躍しており、個人のスピードや技術あるいはチーム戦術を吸収してレベルアップを図っています。これからもチャンピオンズリーグの舞台ではセリエAやブンデスリーガの代表クラブが、活躍を続けることでしょう。